パッチールのりゅうせいぐんはつよい【シングル】
ゑるです。今回はパッチールを使ったパーティです。大学入学から一年が経ちますが、一応4月にその原型はできており、一年経った今ならこうするだろうなあというものをshowdownで作り、実際に回してみたので使用感を書いていこうと思います
そもそもパッチールといえば第三世代で登場したノーマルタイプのポケモンで、催眠術や猫の手といった害悪トリッキーな技、ふいうちや捨て身タックルを覚えるガルーラな側面も持っています。種族値はALL60というフィオネもびっくりなバランスのとれたものとなっており、何かしようと思ったら「ドーブルでおk」なポケモンです。
パッチールの攻撃モーションが可愛すぎることはあまりにも有名で、社会の教科書にも載っていましたね。
そのパッチールの唯一の強みはあまのじゃく。言わずとしれた強特性で、BW2で習得した馬鹿力を合わせることでドーブルとの差別化が可能です。しかし馬鹿力は第六世代以降で習得することはできません。
そこで使用するのが猫の手。猫の手で強引に能力下降技を出すことで能力をゴリゴリ挙げていきます。ジャローダの方が10000000倍強いです
4月の入学当初はスカーフをまくことでメガルカリオを抜き去ってオーバーヒートを打つという方法をとっていましたが、これでは・CSで振ると耐久が足りなすぎる・小回りが利かないので止まりやすい・臆病では火力が無さすぎという悲惨さでした。
しかしそのスカーフ型での弊害をクリアする方法を見つけてしまったのだった……。
トリルパッチールである
→HCに振れるので耐久がある(ガブの逆鱗くらいなら耐える)
→こだわらないためうちわけることが可能。さらにアイテムも自由なので耐久を上げたり火力をあげたりできる
→控えめにすることで火力を少しアップできる
文字大きすぎた
パッチール@オボン
控えめHC
トリックルーム型にすることによって耐久に振ることが可能となり、Cに補正をかけることにも成功。このパーティが苦手な身代わり連打するポケモンにも通せるハイパーボイスがまた強いです。めざ地は流星群もオーバーヒートも入らないヒードランへの遂行技。流星群で積んでいればヒードランも倒せます
持ち物は状態異常に弱いのでラムの実もありですが行動回数を増やせるオボンがやはり魅力的。そのほかには単純に火力をあげる命の珠やものしりメガネなんかもありかも
取り巻きのポケモンで相手のポケモンの体力を減らして、倒しながら積むことができれば3タテすることもできることがあったりなかったり無かったよ
ガブリアス@パワフルハーブ
穴を掘る ドラゴンテール 流星群 寝言
陽気AS
流星群を覚える担当。猫の手で出ない技を選択する必要があるため、催眠対策の寝言とタイプ一致で打てるドラテ、穴を掘るを採用。ガブとドランが残ったのに穴を掘るではメジャーな身代わりや守るを合わせられて永遠に勝てないのでパワフルハーブを採用。穴を掘るは割と打った
キュウコン@命の珠
オバヒ 守る 吠える 寝言
控えめCSベース
オバヒを覚える担当。猫の手で出ない技を選択する必要があるため、催眠に強くなる寝言とオバヒ連打に身代わりで対応してくるポケモンへの吠える。気持ち程度の猫だまし対策の守るを採用。守るの枠は最初は穴を掘るだったのですが、ヒードランをそこまで憎まなくてもいいだろう、ということと様子見したかったので守るに変わられた。パーティ唯一と言ってもいい高火力技使いなので削りとして重宝した。晴れオバヒで削る・退場→パッチールトリルからのオバヒで削りきる→C2↑トリルパッチール爆誕の流れは割と弱くない
ゲンガー@ゲンガナイト
泥棒 道連れ 守る 寝言
陽気AS
取り巻きその1。猫の手で出ない技を選択する必要があry道連れで強引に一匹処理しパッチールの相手を減らす。守るが強くて、ゲッコウガを守るメガシンカで上取りつつかげふみしつつ道連れできるのがえらい。先制技を持たないゲッコウガはパッチールのカモなのでなんともいえないんですけどね。。。 このパーティがそこそこ勝率を収められたのはすべてゲンガーの働きと言っても過言ではなかった。
メタモン@スカーフ
へんしん
呑気HぶっぱBD調整
取り巻き2。猫の手でry
スカーフメタモンはとりあえず何かしら絶対に仕事してくれるのでナイス。最初はパッチールのトリルとのシナジーを考えて矯正ギプスをつけていたのだが、そもそもパッチールが死ぬときだいたいトリルが切れているか残り1ターンとかなので弱かった。身代わりを貼られていると変わり者は発動しないということを知ることができたのでよしとしましょう
ドーブル@襷
オバヒ 道連れ カウンター キングシールド
臆病CS
オバヒ担当兼取り巻き3。猫の手でry
キノコのほうしでファサーしたいだけの人生だった。カウンターが決まった試合は一度しかなかったし襷の後で道連れするのが弱すぎたのであまり選出することはなかった。トリックルームを入れてパッチールより先にトリルを貼ればパッチールの助けになる!?と思ったがトリルは猫の手で選べることが判明しキングシールドに変わった。
この枠はマンムーとかにしてボルトロスを出させないような見せポケでもよかったかもしれないです
キュウコンのオバヒなどで削りを入れてパッチールが倒しやすくすることが結構重要で、道連れで数を減らすことよりもパッチールの流星群圏内に入れることをもっと意識したパーティ作りにしたかったですね。例えばドーブルゲンガーで道連れにして1:1に持ち込んだとしてもパッチールが全く積めていない状態から入る以上、普通に種族値的に勝ち目はない=1:2であっても積むチャンスがあった方がいいわけですね
絡め手を使ってくる敵には悩まされました。身代わりでオバヒを回避してくるエルフーンは吠えるで解決しましたが、特に厳しいのがボルトロス。ゲンガーと対面したら電磁波が安定なうえに殴ってきても火力が無いのでゲンガーを一撃で倒すことができず、道連れを確認して補助技に徹してしびれを待つことができてしまうので。
ボルトロスを突破する手段がメタモンで化けて殴り続けるかキュウコンでオバヒを二発撃つとかそんくらいなのでした
こうしてスカーフ型からトリル型にすることでおおきく強化されたパッチール。
・唐突な高火力・メガシンカ高火力・パッチールより遅いポケモン・絡め手の多いパーティ・挑発・トリル関係なく優先度で負ける・メガチルタリスなどの嫌がらせみたいなタイプ・130族より速いやつ・積み技・高耐久・電磁波・守るなどによるトリルターン枯らしetcetc...
と言えるわけですね!(苦手多すぎ)(苦手メジャーすぎ)
パッチールのあの顔がズームになったあと流星群がふりそそぐ光景は見ものですよ